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誰も知らない

  • 2020年7月15日
  • 2020年7月15日
  • 未分類
  • 57回
  • 2件

自粛中にこっそり始めて、ほったらかしになっていたこのブログ。書いたのはいいが、誰にも何にも言われないし、どうせ誰も知らないんだろうなぁと思っていじけていたのです。

ところが先日、初めて読んでる人がいる事を知った。褒められようが貶されようがどっちでもいい。知ってる人がいる事に喜んだ。

とは言いながらも2回目の更新が3ヶ月ぶりという恐ろしい事実に愕然としております。誰にも気付かれてないから書く意味もないかと思っていたのだが、1人でも読んでいるならメッセージでも送ろうかと思った次第です。誰も知らないところで細々とメッセージを送るのも悪くないしな。

さて、「誰も知らない」といえば柳楽優弥がまだ素人みたいな時に主演してカンヌで賞を取った映画があった。今では有名な是枝裕和監督(「万引き家族」でカンヌ映画祭パルムドール受賞)の出世作(僕はこれで初めて知った)だったと思います。

家に帰ってこないシングルマザーのYOUがハマり役だった。当たり前のように4人の兄弟姉妹が長男の柳楽を頼りに子供達だけで暮らしている。たまに母親が帰ってくると楽しい家族団欒になるのが妙に切ない。外からの目線だとなんともな状況に見えるのだが、描かれている親子関係は悪くないし、置き去りにされた子供達もそれなりに楽しい日々を生きている。事実を元に作られた映画らしいが、実際もこんな感じだったのかなぁなんて思って見ていた記憶がある。やがて子供達は薄汚れていき、光熱費も払えず公園の蛇口で水を汲みながらも生きていく。そこには負けてたまるか的なものはいっさいなく、ただ普通の子供が淡々と暮らしている姿がみえる。その後ストーリーは展開していくのだが結末は伏せておこう。

現実にネグレクト(育児放棄)の母親がおこす?おこってしまう?事件はちょいちょいある。ただほとんどの子供達は親の事が好きだし恨んだりもしていないはずだ。全ては日常だと感じているだけである。もちろん例外もあるだろう。僕たちが勝手に想像している北朝鮮の生活しかり、その場で生きる人には悲哀もあれば歓喜や喜悦のようなものもあるに違いない。コロナ前の人が、今の世の中を見たら悲哀しかないだろう。だが実際には、僕は普通に仕事をこなし、ワインを開け、やっと再開した格闘技を見て歓喜し、オールナイトニッポンを聴いて吹き出したりしている。周りを見てもそこまで深刻な感じはしないし、コロナ渦の中をかい潜り生き延びています的な人も見たことない。たしかに収入は減った、いろいろ思う事もあるし、神経質になる事もある。でも不幸な世の中だとは全く思っていない。

新しい生活様式にそぐわない行動をするヤツもいれば、神経質すぎるヤツもいる。何にも考えずに右へ倣えで言われるとおりにやってるヤツもいる。これが日常だ!もちろん誰も知らないところで絶望の淵にいるヤツもいるのだろう。

こんなことを書いているとテレビに熊本の小学生が映っていた。学校へ向かう車内でリポーターがカバンに何が入っているのか聞いている。「何も入ってない。上履きも筆箱も流された」学校へ行くことが楽しみなようで明るく喋る。

時は戻せない、この先どうなるかなんて、誰も知らない。